牛乳パックの手作りヨーグルトは家庭用ケフィア作りにも応用できる!健康志向の方へ作り方や保存期間を紹介

ご自宅で作るケフィアに興味はあっても、「失敗しないかな?」「特別な家庭用の材料があるの?」などと疑問を持つ方は多いようです。手作りヨーグルトと共通する作り方のポイントやコツも多いため、ケフィア作りのヒントとして、手作りヨーグルトでよくある失敗例や、牛乳パックでヨーグルト作るコツなどをご紹介します。

菌活中の方やケフィア・ヨーグルトを毎日の習慣に取り入れたい健康志向の方必見です。

牛乳パックを使った手作りヨーグルト!よくある失敗例とは?

ヨーグルト保温器と木のお椀に入ったヨーグルト

しっかり固まらない

手作りヨーグルトで最も起きてしまいがちな失敗例のひとつです。きちんと固まらない原因としては、「種菌が少ない」「温度調節が適切でない」などの理由が挙げられます。

種類にもよりますが、ヨーグルトを発酵させる菌は25~40度前後の温度で活発になる性質を持ったものが多く、温度が高いと種菌が生きていけない環境になってしまいます。

この他にも、牛乳と種菌がしっかり混ざっていない、開封済みの牛乳パックを使用している、使用している牛乳の鮮度といった要素で、固まりづらくなることがあります。

酸味が強すぎる

ヨーグルトの発酵にかかわる菌は、発酵させるために酸味を感じる成分も作ります。そのため、発酵させる時間が長くなると酸味が強くなってしまうのです。もし、酸味が強すぎると感じる時は、チョイ足しアレンジをお試しください。

嫌なニオイがする

「発酵」と「腐敗」の違いは、菌の働きが私たちの体に有用かどうか、というだけで、実はメカニズム的な違いはありません。

もし、手作りヨーグルトから嫌なニオイがしたら、腐敗させる方の菌が用具などに付着していた可能性があります。残念ですが、食べない方が無難です。

家庭用の牛乳パックで手作りするコツ&保存期間

黒板に書かれたPOINTの文字

よくある失敗例を避けるためには、きちんとした対策が必要です。

未開封の新しい牛乳を使うこと

手作りヨーグルトの材料として家庭用の牛乳パックを使う場合は、「未開封のなるべく新しいもの」を使いましょう。

また、未開封でも、加工乳や低脂肪乳などの成分調整がされているものを使うと固まるまでの時間や仕上がりに差が出る場合があります。様々なもので試してみてお好みのヨーグルトを追求するのも、手作りならではこだわりとしてお楽しみください。

道具はすべて消毒すること

容器やスプーンなど、ヨーグルト作りで使う道具は、きちんと消毒して殺菌することが重要です。発酵を促す種菌以外の雑菌が入り込んでしまうと、ヨーグルトが腐敗する原因となります。消毒は容器やスプーンを熱湯で洗う、または水を入れて電子レンジで2分半程度加熱するやり方でもOKです。

温度管理をしっかりすること

ヨーグルト作りに欠かせない種菌は、活発になる温度があります。菌の種類によって若干の違いはあるものの、ちょうどよい固さのヨーグルトにするためには、種菌が心地よい環境づくりが欠かせません。カスピ海ヨーグルトなどでは25度前後、普通のヨーグルトであれば、25~40度程度の温度で固まってくれます。

種菌は適量を守ること

ヨーグルトを作る時に牛乳に入れる種菌ですが、種菌と水分量のバランスがヨーグルトづくりを成功させるポイントです。少ないと固まりづらくなってしまいますので、適切な量を守るようにしましょう。

しっかり混ぜる

牛乳と種菌がきちんと混ざっているかどうかは、固まり具合にも影響します。このような状況を防ぐために、牛乳に種菌を入れたらしっかり混ぜるようにしましょう。牛乳パックタイプのヨーグルトメーカーでは、底の方にヨーグルトが固まっていても見えづらいので、より念入りに混ぜる必要があります。

保存期間はどれくらい?

手作りヨーグルトは作ったらすぐ冷蔵庫に入れる必要がありますが、保存期間は材料として使った牛乳の賞味期限にもよります。なるべく材料の賞味期限内に食べきることを心がけて、ニオイなど違和感を覚えたら、食べるのをやめるようにしましょう。

手作りヨーグルトに負けないおいしさ!健康志向の方はケフィアもおすすめ

健康のために取り入れる方も多いヨーグルトを牛乳パックで自作する方も増えてきています。ヨーグルトと似た発酵食品であるケフィアも、とても簡単に作れるため、健康志向の方はぜひお試しください。

ケフランでは、手作りケフィアの種菌や家庭用ケフィアウォーマーなどを販売しています。ヨーグルト同様においしく、様々なレシピにアレンジすることができますので、どうぞ毎日の菌活にお役立てください。作り方や保存方法については、こちらからもご確認いただけます。

牛乳パックで作る手作りヨーグルトに興味があるならケフラン

会社名 株式会社ケフラン
設立 1997年6月
代表者
徳丸 浩一郎
社団法人 CRN JAPAN(日本栄養評議会)常任理事
日本動物細胞工学会 評議員
資本金 1,000万円
住所 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3丁目18−7 ナルセビルディング7階
電話番号 03-6418-7850
FAX 03-5464-2803
URL https://www.kefran.com/
共同研究機関 九州大学大学院 細胞制御工学教室